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2024年7月5日更新
おすすめ本の紹介vol.48「夏に読みたい本」
| 内容 | 梅雨まだ明けきらぬ今日この頃ですが，暑さは夏並みですね。暑くても，プールだ海だ山だ川だ，とアウトドアを楽しむ季節でもありますが，アラートが出るほど暑いときはどうかご無理をなさらずに，屋内でお過ごしください。本と共に！というわけで，夏に読みたい本をおすすめします。ここでは小説や絵本を紹介しておりますが，図書館では，当然，夏に食べたいゼリーやかき氷のレシピ本や夏の雲・夏の星座の本など，各種取り揃えております。アウトドア派の方々には，キャンプや釣りの本などいかがでしょうか。旅行ガイドもありますが，ゴールデンウィークやこの時期は争奪戦になります…。何はともあれ，暑い夏も本を読んで活用して乗り切りましょう！ 【夏に読みたい本】 ①怪談 ラフカディオ・ハーン 東京：光文社 933 ハン 誰もが聞いたことのある怪談「雪おんな」や「耳なし芳一」などを著した小泉八雲の有名な本です。怖いというよりもしんみりする話も多く，短編のため非常に読みやすい本です。どこかで聞いたことのある話も多いはず。夏の夜にどうぞ。（MO) ②夜市 恒川 光太郎 東京：角川書店 Ｆ ツネカ 日本ホラー小説大賞受賞作ですがホラーだけに留まらないお話です。妖怪たちが開く夜市は『望むものがなんでも手に入る』代わりに買い物するまで出られません。そんな夜市に幼い頃迷い込んだ青年の罪と贖罪の話。夏祭りと聞くとこの話を思い出します。（MO) ③たろうめいじんのたからもの こいで やすこ／さく 福音館書店 Eタ こいでさんの「きつねのきっこ」シリーズはどれもおすすめですが，我が家の子どもたちに一番好かれたのが，この本。きっこちゃんがたろうめいじん（さて，どんな動物でしょう？）に泳ぎを教わるお話ですが，子供たち曰く，「このたからもの，ほしかった～」だそうです。読み聞かせに使うのもおすすめです。（五十路） ④せんこうはなび はらきょうこ 空とぶロバ出版 （当館所蔵なし） 夜のくらがりのなか、火花を出しながら燃えていく線香花火の様子がかわいい絵柄で描かれています。途中、消えそうになりますが…最後のページまで止めずに読んでいってください。そうくるのか！という意外な終わり方にニヤッとしてしまいます。（ぐれこ） |
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