位置情報

  1. トップページ
  2. イベント一覧
  3. イベント詳細

ここから本文です。

携帯サイト
スマホサイト

イベント

2022年12月3日更新
おすすめ本の紹介vol.29「クリスマスの絵本~館長の本棚スペシャル~」
内容  「デラは3回かぞえなおしたけれど、やっぱり一ドル八十七セント。あしたはクリスマスだっていうのに。」(⑤『ほんもののプレゼント』より)。
 昔と違って,今は,それこそあふれるようにクリスマスの絵本があります。今回紹介したのは,本当にごく一部。
①は,ちょっと小さめですが,読み聞かせで使うと子どもたちがとても楽しんでくれます。②は漫画のようなコマ割りですから,一人でじっくり楽しむ本かも。③はクリスマス・イブに家族で読んで欲しいかな。④はやっぱり読み聞かせ!ぜひ!歌ってください。⑤⑥は小学生以上のお子さんに読んであげてほしい本です。中高生にもおすすめです。聖なる夜に,絵本のひとときを☆彡

【「クリスマスの絵本~館長の本棚スペシャル~」の紹介】
① 『ドタバタクリスマス』スティーヴン・クロール/作 佑学社
おっちょこちょいのサンタさん。プレゼントをきちんと配れるかな?ドジっこサンタさんと、そのフォローをしていく小人?さんがほほえましい絵本です。

② 『さむがりやのサンタ』レイモンド・ブリッグズ/さく・え 福音館書店
クリスマスの朝、目覚めたサンタさんは「やれやれ」と、ぶつぶつ言いながらプレゼントを配る準備を始めます。陽気でやさしくて…というサンタさんのイメージにまったく合わないサンタさんが妙に楽しい絵本です。絵本だけど、小学生にお勧めかな。

③ 『魔法の夜』 アルブレヒト・リスラー/絵 講談社
住む家もなく、あてどなく歩くおじいさんについてくる子犬。おじいさんは、子犬にパンを分け、話しをしてクリスマスの夜を過ごします。実はこの子犬は魔法使い。パンとお話のお礼に一つだけ願いをかなえる、という子犬におじいさんが言ったことは?そして、子犬はどう応えたのか?胸が温まる一冊です。

④ 『クリスマスの12にち』 エミリー・ボーラム/絵 福音館書店
マザーグースから生まれたクリスマスソング「クリスマスの12にち」が楽しい絵本になりました。楽譜・CD付きなので、歌もばっちり覚えられます。子どもたちと、ぜひ歌いながら楽しんでほしい絵本です。何度もよみきかせで使っていたら、わが子たちにとってのクリスマスソングはこの歌になってしまいました!

⑤ 『サンタクロースっているんでしょうか?』 フランシス=P=チャーチ/著 偕成社 
「サンタクロースって,ほんとうにいるんでしょうか?」8歳の少女の質問に「ニューヨーク・サン」新聞が答えます。子どもたちの夢を大事に、愛情のこもった返事でした。アメリカで実際にあった話だそうです。子どもに同じ質問をされる大人は多いと思います。こんな風に答えられたらステキですね。

⑥『ほんもののプレゼント』 オー=ヘンリー/作 偕成社 
「賢者のおくりもの」というタイトルで有名な、オー=ヘンリーの名作。
若く貧しい夫婦ジムとデラ。でも、自慢できるものが二つありました。一つはジムの金時計。もう一つは、デラの栗色の長い髪。クリスマスにデラは、美しい髪売って、ジムの金時計につけるくさりを買いましたが…。毎年クリスマスになると必ず読みたくなる逸品です。

 今回紹介した本は全て図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内の vol.29「クリスマスの絵本~館長の本棚スペシャル~」から本の貸出情報を見たり,予約を行ったりすることができます。是非ご活用ください。
関連リンク

ページトップへ