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2023年1月14日更新
おすすめ本の紹介vol.30「紙芝居~館長の本棚スペシャル2~」
内容 「30回記念に、館長のおすすめを!」と依頼されて、考えました。「これまでも結構おすすめしたしなぁ。最近読んだ本か?思い出の本か?うーん…。そうだ!あまりテーマになりそうにない、紙芝居にしよう!」というわけで、このテーマによるおすすめが誕生したわけです。
紙芝居は「舞台」というものを使って演じるとより楽しいのですが、家庭で楽しむ分には、机の上にしっかり置いて固定すればOKです。小学校の朝のよみきかせにも使えます(昔、6年生の朝の読み聞かせで、「絵本と紙芝居どっちがいい~?」と聞いたら、大多数が「紙芝居」を選んだこともありますよ)。ぜひチャレンジしてみてください。結構面白いですよ!

【「紙芝居~館長の本棚スペシャル2~」の紹介】
①『スーパーベイビー ベジ太くん』はた よしこ/作 画 教育画劇
普段はかわいい赤ちゃんのベジ太くん。家族の危機にベジタブルジュースを飲んで大活躍!「危機→助ける」の場面展開がわかりやすくできているので、演じるときに「読み」と「抜き」にメリハリをつけると、面白くなります!

②『かっぱのすもう』渋谷 勲/脚本 童心社
相撲好きなおじいさんが田んぼの草取りをしていると、かっぱが「すもうとろ~」と誘いに来ます。あの手この手でかっぱに対抗するおじいさん、すごい!梅田俊作さんの絵が楽しい、夏におすすめのおもしろいお話です。

③『茂吉のねこ(前後編)』松谷 みよ子原作 童心社
いわゆる「怖い話」です。おばけのシーンでは場面に合わせてぐるぐる動かしたりバタバタさせたりと臨場感たっぷりに演じると、怖さが5割増しになります。小学生に読んであげるといいです(小学生も紙芝居、好きですよ!)。

④『こうのとりになったおうさま(前後編)』ハウフ/原作 教育画劇
悪い魔法使いに騙されてこうのとりになってしまった王さまと大臣が、人間に戻るために頑張ります。前後編で全部で24場面ありますが、長さを感じさせない面白さです。個人的にハウフの童話は好きです。

⑤『てんぐとかっぱとかみなりどん』かこ さとし/〔作〕 童心社
山のあばれんぼう、てんぐとかっぱとかみなりどんから、次々に「とおへいちゃんの○○を食わせろー」と要求されて困ったとおべさん。でも、とうへいちゃんは「大丈夫」と山に出かけていきます。とうへいちゃんの機転がすごい!

⑥『ぶたのいつつご/「高橋五山集」』高橋 五山/作 童心社
そっくりのぶたのいつつごは、しっぽの形だけが違います。短い、長い、上にくるん、下にくるん、しっぽなし。1枚ずつ4匹を紹介して、「残ったぶたはどのぶたかな?」と子どもたちにあてっこしてもらう紙芝居です。残るぶたをさりげなく取り換えて、2~3回繰り返すと面白いです。

⑦『はらっぱでみつけたよ』わしお としこ/作 教育画劇
かわいい猫ちゃんと散歩しながら、春の動植物の名前の由来がわかる紙芝居です。ちゃんとお話になっているので、楽しみながら「へえ~そうなんだ~」と学べる紙芝居です。春になると演じたくなりますね。

⑧『おなべとことこ ロシアのおはなし』本田 カヨ子/脚色 教育画劇
ひとり暮らしのさびしいおばあさんのために、おなべが奮闘!トコトコと歩いて、次から次へと野菜や果物を調達してきます。でも、最後におばあさんが望んだものは…?困ったおなべは…?おなべの歩き方でメリハリをつけるといいですよ。

⑨『ネコのたいそう』長野 ヒデ子/脚本・画 童心社
ネコといっしょに簡単な体操ができる紙芝居です。手遊び代わりに使えるので重宝します。でも、結構動くので、広いところで演じたほうがいいかもしれませんね。

⑩『ぱんぽこぽん』矢代 貴司/脚本 童心社
パンダさんとタヌキさんといっしょに「ぱんぽこぽん」。「ネコのたいそう」といっしょで,いわゆる子どもの「参加型紙芝居」です。色鮮やかでわかりやすい絵とリズムにのったテンポの良い文で、2~3歳児クラスで演じたら絶対ウケます。

今回紹介した本は全て図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内のvol.30「紙芝居~館長の本棚スペシャル2~」から本の貸出情報を見たり,予約を行ったりすることができます。是非ご活用ください。
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