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2023年9月1日更新
おすすめ本の紹介vol.38 「笑える本」
内容 「負けたものは、勝ったもののけらいになって、なんでもいうことをきく、というのは、どうでしょう?」(④『そんなのうそだ!』より)

 最近笑ったことといえば,夜中,娘の大声に驚いて飛び起きたら,飼い犬がゴミ袋を荒らしていたことですね。その時起きてこなかった主人に,翌朝その話をした際に「まったく気が付かなかった……」と言われて再度娘と笑いました。どちらかというと苦笑いに近い笑いですが,怒るより笑うことでホッコリしました。
 笑うとなんかホッコリしませんか?本を読んでいるときに声を出して笑うのは,ちょっとはばかられる時もありますが(図書館の中とか電車の中とか学校の読書の時間とか),秋の始まり,今回おすすめの本を読んでホッコリしてはいかがでしょうか<館長>

【「笑える本」の紹介】
①『そして誰もゆとらなくなった』朝井 リョウ/著 文藝春秋
「ゆとりシリーズ三部作」の3作目とは知らずにこのエッセイから読んだのですが,外では読むのをやめた方が良い危険な本です。全編満遍なく面白いのでお勧めです。自分の講演会で健康についての大切さをプレゼンして滑る話や人の結婚式の二次会を斜め上に頑張る話が個人的に特に好きでした。(MO)

②『カップねこ』 塚本 やすし/作・装丁 ニコモ
みんな大好きカップ麺。麺の代わりにお湯を注いで3分で猫が出てきたら?楽しい空想が本になりました。表紙の猫も個性的ですが、他にもすてきな猫が出てきます。これを読んだ後はあなたのお家のカップ麺も「カップねこ」になっているかも???(ぐれこ)

③『ねぞうプロレス』 ひらぎ みつえ/作・絵 教育画劇
「ねぞうプロレス」おもしろい題名ですね。選手はひろくんです。お母さん、お父さんと一緒に川の字に寝ている状態で繰り広げられる「ねぞう」をどうぞお楽しみ下さい。さあどんな戦いになるでしょうか。ほっこりした気分になります。(Y)

④『そんなのうそだ!』  ジーン・メリル/作 岩波書店 
なまけ者のサル・ブタ・キツネの前に現れたのは、豪華な服をまとったイヌ。その服を奪い取ってやろうとたくらんだ3匹は、イヌに「そんなの、うそだ!」と言わせたものが勝ちという勝負を挑みます。最後は「そう来るか!」という話の展開で面白いお話です。果たして勝者は誰なのか?(k.s.)


 今回紹介した本は全て図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内の vol.38「笑える本」から本の貸出情報を見たり、予約を行ったりすることができます。是非ご活用ください。
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