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2023年10月23日更新
おすすめ本の紹介vol.39 「ミステリー②」
内容 | 今月の掲載が遅れたのは,私が紹介文の作成に頭を悩ませていたせいです。すいません。冒頭の一文を選ぶためにとりあえず①「ミステリークロック」を読みだしたのですが,よさそうな文があってもある意味ネタバレになりそうで意外にも選べないんですよ,これが。貴志祐介さん……伏線上手すぎ。他の本に手をだそうにも時間ばかりが過ぎていく…というわけで,思い切って今回は文なしで! 秋の夜長はミステリーで思考を深める……いいですねえ。某ケーブルテレビ情報では隣接市の図書館でもミステリーをテーマに本の展示をしているとか。個人的にもミステリーは好きです。今回紹介された本はどれもまだ読んでいないのですが,貴志さんと有栖川さんと東野さんとホロヴィッツさんの他の作品は読んだことがあります。面白かったです。ミステリー好きな方は5冊とももう読んでしまっている方もいそうですね。この紹介をきっかけに読み直してみてもいいかもしれません。読んでいない方はぜひ,手に取ってみてください。いっしょにミステリーを楽しみましょう!<館長> 【「ミステリー②」の紹介】 ①『ミステリークロック』 貴志 祐介/著 KADOKAWA 防犯探偵・榎本径が密室トリックを解決するシリーズの4冊目。榎本には、犯人や動機はどうでもよく、密室の謎にしか興味がありません。国民的アイドルが演じたドラマもおすすめですが、ぜひ原作もどうぞ(樹) ②『鍵の掛かった男』 有栖川 有栖/著 幻冬舎 自殺と断定された謎めいた男の死の真相を探る長編ミステリー。1つの事件と人間について調査する話のため,人間模様が丁寧に書かれています。何より探偵役が現れてから解決までのスピード感が壮快です(MO) ③『聖女の救済』 東野 圭吾/著 文藝春秋 「ガリレオ」シリーズで1番好きなのが、この作品。殺人犯の愛と執念に背筋が凍るとともに、切なくなりました。同シリーズの「容疑者Xの献身」も愛ゆえの殺人。おすすめです(樹) ④『扉は今も閉ざされて』 シェヴィー・スティーヴンス/著 早川書房 八月のある日、わたしは誘拐された。仕事も充実し、順調だった人生は一変する。見知らぬ男によって山小屋に監禁される日々。極限の監禁生活を逃れてなお、主人公を襲う終わらぬ悪夢と新たな危険、そして衝撃の真相とは!?怒濤の展開で読む者を震撼させるミステリー本です(NH) ⑤『カササギ殺人事件(上・下)』 アンソニー・ホロヴィッツ/著 東京創元社 ミステリーでまだこんなことができるんだ!と純粋に驚きました。上巻と下巻で2つのミステリーを楽しむことができます。人気作家から送られてきたミステリー小説の最終章が見当たらないまま,人気作家が自殺していまい………最高の体験をぜひ味わってみてください(MO) 今回紹介した本は全て図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内の vol.39「ミステリー②」から本の貸出情報を見たり、予約を行ったりすることができます。是非ご活用ください。 |
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