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2023年12月25日更新
おすすめ本の紹介vol.41 「スポーツにまつわる本」
内容  
「オレ,走りたい。走るよ。逃げないで走る。で,強くなる」(③「朔と新」より)
 
 スポーツといえば,まもなく駅伝の季節ですね。最近,高校バスケで茨城県勢男女3チームとも全国大会初戦突破とのうれしいニュースもありました。リアルでも楽しめるスポーツですが,本でもぜひ楽しんでもらいたいです。陸上,自転車,マラソン,バレー……と多彩なものが並びました。お好きなスポーツはありましたでしょうか。
 2023年もいよいよラスト。今年もいろいろありましたね。東海村立図書館ではなんといっても「東海村電子図書館」のOPENが大きな出来事でした。そちらでも「おとめの流儀」(小嶋陽太郎/ポプラ社)-なぎなた部,「敗者たちの季節」(あさのあつこ/KADOKAWA)-高校野球……などのスポーツ小説がありますので,ぜひログインしてみてください!それでは皆様,良いお年を。<館長>

【「スポーツにまつわる本」の紹介】
①『おうちりくじょうグランプリ』 二宮 由紀子/ぶん 文研出版
おうちにある家電・家具などがみんなで競うスポーツの絵本です。それぞれの特徴をふまえ、楽しめる展開になっています。優勝するのはどの出場者か想像しながら読んでみて下さい(Y)

②『サクリファイス』 近藤 史恵/著 新潮社
自転車ロードレースを舞台にしたミステリー、シリーズ1作目。自転車競技に詳しくなくても、引き込まれる作品です。事故か?事件か?二転三転する疾走感あふれるミステリーはいかがですか(WA)

③『朔と新』 いとう みく/著 講談社
事故で視力を失った兄・朔が、本当は走ることが好きなのに走ることをやめた弟・新に「伴走者になってほしい」と告げます。ブラインドマラソンに挑戦する兄弟の気持ちの葛藤が描かれた、「新しい一歩」を踏み出す勇気をくれる一冊です(五十路)

④『2.43 清陰高校男子バレー部』 壁井 ユカコ/著 集英社 
純粋すぎるくらいまぶしい部活青春小説。バレーボールの楽しさがあふれて出てくる感じです。文章も読みやすく一気読みできます。シリーズ4作目が10/10に出版されましたので、是非シリーズでお楽しみください(N)


 今回紹介した本は全て図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内の vol.41「スポーツにまつわる本」から本の貸出情報を見たり、予約を行ったりすることができます。是非ご活用ください。
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