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2021年6月5日更新
おすすめ本の紹介vol.11 「エッセイ」
内容  まだ梅雨には入りませんが,梅雨空模様の今日この頃,いかがお過ごしでしょうか。
 今回のテーマはエッセイです。さて,エッセイとはなんぞや。どうやら原語はフランス語で,「コンサイスカタカナ語辞典【第五版】」によれば,「①随筆,小評論,試論。*フランス12世紀の武勲詩「シャルルマーニュのエルサレム巡礼」にこの語が見られるが、16世紀フランスのモンテーニュの「エッセイ」により,試論としての意味が明確になり一般化した。②ある特定の問題について論じた文。小論。論説。」とのこと。
 今回のラインナップを見ると,作家,芸人,漫画家,イラストレーター(?)と実に様々。担当によれば「いろんな人の知られざる一面を覗ける,面白いものになった」とのことである。フィクションの世界をこよなく愛し,エッセイをほとんど読まない私にとっては,未知の世界。これを機会に,どれか一冊,手に取ってみようかな。〈館長〉

【「エッセイ」の紹介】
①『しらふで生きる』 町田 康 著 幻冬舎
毎日欠かさず飲み続けた名うての大酒飲みの禁酒エッセイです。大酒飲みにとって禁酒は幸福や生き方さえも問うものであり、心情や脳髄の変化について面白く書かれています。お酒をやめるつもりがない人も楽しく読めます。(w)

②『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林 正恭 著 KADOKAWA
ひとりキューバへと旅立った紀行文というだけではない奥深さを感じます。キューバに行った気分になります。旅行中の話のほか、大切な人を亡くした喪失感を丁寧に書かれたエッセイです。是非、あとがきの最後の行まで読んで下さい。(Y)

③『国境のない生き方』ヤマザキ マリ 著 小学館
テルマエロマエの作者、ヤマザキ マリさんのエッセイ。破天荒ともいえる半生、膨大な読書量に裏付けられたエッセイは、面白くかつ前向きな気持ちになります。名言の数々に思わず沢山メモを取りたくなる内容でした。(SK)

④『今日も言い訳しながら生きてます』 ハ・ワン 著  ダイヤモンド社
同著者の一冊目『あやうく一生懸命生きるところだった』が面白かったので、第二弾も楽しみに読みました。期待を裏切らないゆるさ加減が最高です。人にはそれぞれの価値観があり、今ある幸せを感じられる本です。(WA)

 今回紹介した本は全て図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内のvol.11「エッセイ」から本の貸出情報を見たり,予約を行ったりすることができます。是非ご活用ください。
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