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2021年7月3日更新
おすすめ本の紹介vol.12 「ファンタジー」
内容
あっという間にもう7月。
梅雨のじめじめと初夏の暑さが交互に押し寄せる今日この頃,いかがお過ごしでしょうか。
ファンタジーといえば,「ハリー・ポッター」の台頭以来,国内・国外問わず流行っている雰囲気の上に,実は何でもアリで幅広いですよね。
何を読んだらいいの!?という,まさにそのような方は,こちらの紹介をご覧ください。ほんのごく一部でありますが,とにかく職員が読んで勧めたい!という作品です。
涼しい場所をセッティングの上,飲み物でも片手に,非日常の世界に浸ってみませんか?(これを書いている日は暑い・・・)

【「ファンタジー」の紹介】
①『空のあらゆる鳥を』 チャーリー・ジェーン・アンダース 著 東京創元社
370p,小さい活字,2段組み…であっても,最後まで読まずにいられない。ずば抜けた才能を持ちながら苦悩する,魔法使いの少女と科学者の少年。人類が未曽有卯の危機にみまわれたとき,魔法使いと科学者は相対する手段を取ろうとする。運命に翻弄される二人は,地球を,人類を救うことができるのか?(五十路)

②『烏に単は似合わない』阿部 智里 著 文藝春秋
異世界「山内」における4人の后候補達による宮廷恋愛物かと思いきや、な史上最年少の松本清張賞受賞作品。「八咫烏」シリーズを読み進める程,どこまで考えてこの1作目を世に出したのかと作者に驚きます。雅な和風ファンタジーにどうぞ騙されてください。(MO)

③『後宮小説』酒見 賢一 著 新潮社
架空の国、素乾国を舞台に繰り広げられる歴史ファンタジー。
作中に出てくる歴史書も全て架空のものですが、「史実では?」と錯覚してしまいます。デビュー作にして、第1回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。(樹)

④『ほんものの魔法使』 ポール・ギャリコ 著  大和書房
魔術の都マジェイアに不思議な青年アダムと喋る犬モプシーがやってきた。この街での魔術とは手品のこと。街で出会った少女ジェインを助手に加え、アダムは魔術師名匠組合の加入試験で華麗で不思議な技を披露する。彼は本物の魔法使いなのか……。彼の技を巡り街は大騒ぎとなり陰謀まで張り巡らされる中、アダムがジェインに教える“ほんものの魔法”とは。(N)

⑤『銀をつむぐ者 上・下巻』ナオミ・ノヴィク 著 静山社
数人の女性の視点から描かれるファンタジー作品。頻繁に視点が変わっても読みやすいのは著者と訳者の賜物。どの女性も知恵を絞り、自分の力でそれぞれの困難に立ち向かう姿に心惹かれます。それぞれの行動がお互いに影響してくる様にはハラハラします。(WA)

 今回紹介した本は図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内のvol.12「ファンタジー」から本の貸出情報を見たり,予約を行ったりすることができます。
是非ご活用ください。
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