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2021年8月7日更新
おすすめ本の紹介vol.13 「建物に関する本」
内容 7月に,いよいよ東海村の歴史と未来が交わる建物,「歴史と未来の交流館」がOPENしました今日この頃,いかがお過ごしでしょうか。

 建物って不思議ですよね。よく昔話などで,「屋根があるだけでもありがたい」というセリフが出てきます。雨風日差しから守ってくれる,それだけで意味あることなのかもしれません。それなのに,世の中を見渡せば,あれこれと趣向をこらした建物のなんと多いこと!身近なものでは,水戸芸術館の塔とか旧県庁とか。昔々(でもないか)芸術館のあの塔はすごく話題になりましたし,旧県庁も壊されずに残っています。今回紹介されている本たちは,いうなれば「建物博覧会」です。
 このラインナップ,かたっぱしから読んで,ぜひ,古今東西から物語の中まで,いろいろな建物を堪能してください。

【「建物に関する本」の紹介】
①『ものがたりの家』 吉田 誠治 著 パイインターナショナル
「物語に出てくる家に住んでみたい。」そんな気持ちになったことがある人も少なくないのでは?この本は,そんな物語に出てきそうな様々な空想の家の美術設定集です。家一つで,頭の中にストーリーが広がるワクワクが満載の1冊です。(k.s.)

②『軍艦島の生活〈1952/1970〉』西山夘三記念すまい・まちづくり文庫 著 創元社
世界遺産登録を目指している軍艦島こと端島。かつて海底炭坑として栄え1960年代には東京以上の人口密度を抱え栄えていた。公開写真を中心に,スケッチ,図面類も加え,軍艦島での高密度・高層炭鉱住宅での暮らしを紹介したビジュアル・ブック。現在は無人島となり全ての建築物が廃屋となり朽ちかけている軍艦島の歴史に思いを馳せることができる一冊です。(N)

③『物語のある家』妹島 和世 著 インデックス・コミュニケーションズ
著名な建築家が,子どものために書いた建築の本シリーズのうちの一冊。
そこに住む家族の要望を聞いて,建築家が設計し,実際に家が建つまでの様子を写真とわかりやすい文章で紹介した本。日立駅をデザイン,監修した妹島和世氏による執筆です。一緒に家を建てているような気持ちで楽しく読めます。(SK)

④『日本の不思議な建物101』 加藤 純 著  エクスナレッジ
日本が誇る101の個性的な建物を,大迫力の写真で紹介されている。「こんな変な建物があったのか?」と写真集として眺めているだけでも楽しめるが,「なぜ不思議なのか」「建築としてどこがすごいのか」が分かるのも面白い。(N)

⑤『ぼくらの近代建築デラックス!』万城目 学/門井 慶喜 著 文藝春秋
大阪・京都・神戸・横浜・東京の名建築の魅力を,作家の二人が対談形式で語っています。テレビや映画の撮影で使われた場所も収録されています。地図も掲載されているので実物を見たい方は(コロナが落ち着いたら)見に行ってみては?(樹)

⑥『奇界遺産 3』佐藤 健寿 著 エクスナレッジ
「奇界遺産」シリーズの最新刊が6月に入荷。何と7年振りの発行。今回は,幅広いジャンルの世界各地の奇妙な文化を収録されている。その文化の背景にある建造物にも目を向けてもらいたい。(N)

 今回紹介した本は全て図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内のvol.13「建物に関する本」から本の貸出情報を見たり,予約を行ったりすることができます。是非ご活用ください。
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