2024年2月6日更新
おすすめ本の紹介vol.43「恋愛に関する本」
内容 | 「だけど,ぼくらってだれなんだ,ムーシュ?」(②「七つの人形の恋物語」より) 誰かに恋してうきうきするのも,心の底から誰かを愛することも,いずれもステキなことだなあと思います。町中にハートが乱れ飛ぶ2月ともなれば,余計に。書物の世界でも,恋愛はひっぱりだこです。小説もさながら,恋愛論や恋愛譚,はては占いやラブレターの本まで,まあ多彩な本があります(おお,一度このテーマで展示するのも面白いかも)。 今回はそんな中から職員おすすめの本をご紹介します。寒い冬,恋愛話で心温めてみませんか?素敵な恋愛本をチョコレートにそっと添えて渡すのもありですよね!ぜひ、どんな本がいいか探すのに図書館を活用してください!<館長> 【「恋愛に関する本」の紹介】 ①『傲慢と善良』 辻村 深月/著 朝日新聞出版 Fツジム この題名から「傲慢と偏見」を多くの方が思い出すのではないでしょうか。この本では,現代人の恋愛は「傲慢と善良」ではないかと語られます。恋愛問わず,生き方や考え方について刺さるものが多く,大変刺激的な読書体験ができます(MO) ②『七つの人形の恋物語』 ポール・ギャリコ/著 ポール・ギャリコ/著 933ギャリ 行き場を無くした女性と、不遇な境遇から冷たい心を持つようになった男、男が操る七つの人形による恋愛小説です。切なく、温かく、人形たちがほほえましい大人向けの小説です。ミュージカル「リリー」の原作でもあります(五十路) ③『植物図鑑』 有川 浩/著 植物図鑑 Fアリカ 恋をするってツラいこともあるけど、ステキだなぁと思わせてくれる作品です。これでもかっというぐらい、アマいです。キュンです。食べられる植物のことも学べます。作中に出てくる「ピーマンのゴマ和え」食べてみたいなぁ。(樹) ④『モダンラブさまざまな愛のかたち』 ダニエル・ジョーンズ/編 河出書房新社 152モ ニューヨーク・タイムズに掲載された21の恋愛エッセイ。たまたま出会った人、夫婦、LGBT、養子-愛の対象は人それぞれ。愛の多様性を実話で伝えます。現代の愛のカタチ-Modern Love-を考えるきっかけに(WA) 今回紹介した本は全て図書館HP「図書館員おすすめ本の紹介」内の vol.43「恋愛に関する本」から本の貸出情報を見たり、予約を行ったりすることができます。是非ご活用ください。 |
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